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おすすめ美大受験マンガまとめ

Art Watercolors Arts And Crafts  - Pexels / Pixabayおすすめマンガ
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アートの世界を志す人の登竜門、美術大学(以下美大)。トップレベルの美大、「東京藝術大学(芸大)」「多摩美術大学(多摩美)」「武蔵野美術大学(ムサ美)」。これらの美大に入るためには並々ならぬ努力が必要です。

そんな世界に足を踏み入れるために奮闘する高校生たちをテーマにしたマンガについて今回は紹介したいと思います。

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そもそも美大とは!?

美術学校英語: art school)とは、視覚芸術(イラストレーション、絵画、写真、彫刻、グラフィックデザインなど)に特化した教育機関である。初等教育中等教育高等教育の各段階の美術教育機関が存在する。

wikipedia

美大とは、視覚芸術を学ぶ学校で、油絵、日本画、版画、彫刻、陶芸、工芸、建築、デザインを学ぶことができます。また近年ではデジタルアート、WEBデザイン、演劇、映像、マンガ、アニメーション、ゲーム、染色、文化財、博物館学、イベント、などを取り扱う学部などもあります。

これらの美大に入るためには基礎学力を試す「学科試験」、基礎技術を試す「実技試験」の2つを乗り越える必要があります。そして特にこの「実技試験」を乗り越えるため受験者の多くは数ヶ月から数年、美大受験のためにデッサンや色彩、デザインなどの基礎知識を学びます。そのために、美術予備校と呼ばれる学校に通う若者も数多くいます。

今回は、この美術予備校を舞台に、美術の基礎を学ぶ高校生たちをテーマにしたマンガを紹介します。

『ブルーピリオド』

山口つばさの美大受験マンガ『ブルーピリオド』です。

成績優秀な不良、矢口八虎は、不良仲間とつるむ日々を過ごすも、空虚感に焦りを感じていました。しかし、ある日一枚の絵に目を奪われます。そして、美術の授業で、八虎の描いた絵が初めて他の人に褒められます。

「美術は面白いよ。文字じゃない言語だから」

美術を通じて人と通じることができることに気づいた八虎は、美術の世界にのめり込んでいきます。

美大受験を志した八虎は絵を学び始めますが、一言絵を描くと言っても色彩やパース(2次元上に立体物を立体的に表現する技法)などたくさんのことを学ばねばなりません。

八虎は、デッサンや水彩画などを通じて、美術の基礎を学ぶ中で、技術だけでなく美術に対する考え方や、人生への向き合い方含め、様々な葛藤や苦難を乗り越えて成長していきます。

男だけれど心は乙女な鮎川龍二、孤高の天才高橋世田介、家族全員が芸大出身のサラブレッド天才美少女桑名マキ、などの個性豊かなメンバーの、八虎とは異なる苦悩が、美大受験の難しさや、美術の面白さを引き立てます。

美術に向き合う八虎を通じて、美術の技法、考え方、面白さを感じることができます。また美大受験に向けた様々な苦難を通じて、美大受験へのプレッシャーや、生み出すことの苦しみ、そしてそれを乗り越えた際の爽快感を感じさせてくれます。

美術の世界に足を踏み入れたことのある方はもちろん、美術に触れたことがなく、どんな世界なのか知らない方にも是非オススメしたい作品です。

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『美大受験戦記アリエネ』

『Bバージン』『絶望に効くクスリ』の山田玲司の美大受験マンガ『美大受験戦記アリエネ』です。

幼い頃から家族に「天才アーティスト」と甘やかされながら育った歌川有は、自分を天才だと思いこみ、学校の勉強をせずにマンガや絵ばかりを描いていました。結果成績は最悪で埼玉一のバカ高校に入学してしまいます。そして、高校2年生になった有は父に大学に入るように言われ、幼いころから絵を描く仕事を職にしたかった有は美大を目指すことを決意します。

「みんなを幸せにする、絵を描く男です…」

美術の基礎がなっていない有は、人を幸せにする絵を描けるようになるために、自分に対する「天才アーティスト」という思い込みを払拭し、美術の基礎を学びなおしながら奮闘します。

美大を目指すべく美術予備校に入学した有は、美大を目指す明るくおちゃめな美少女葛飾夢と出会います。美人に弱い小磯一郎や有名アーティストの娘、月岡弥生、特待生の東山光河などと切磋琢磨し、刺激し合いながら、美術の基礎を学び、人間としても成長していきます。

登場人物が一見明るく見えて、みな影を背負っており、その影がゆえの今であり、その影とどう向き合うかが、感情移入しやすい理由になっています。これは山田玲司の過去作品である、Bバージンなどにも見られる山田玲司作品の魅力です。

また美術の基礎知識も学ぶことができる作品となっています。

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『かくかくしかじか』

『ママはテンパリスト』『海月姫』の東村アキコの自伝エッセイマンガ『かくかくしかじか』です。全5巻、完結済み作品です。

南国ムードあふれる宮崎で、少女マンガが大好きで物心ついたときから「自分は少女マンガ家になる!」と決めていた高校生、東村アキコはおだてられて自意識過剰になっていました。美大に行こうと思っていたアキコは同じ美術部員の二見に誘われて、絵画教室に通うことを決めます。

「ハイ全然下手クソで───す」

竹刀を片手にバシバシとアキコの描いた絵を叩きながら、大声を張り上げる講師、日高健三先生。言葉を失うアキコ。

本作品は、恩師日高先生との出会い、モラトリアムな美大時代、そしてマンガ家デビューを描きます。

東村アキコがずっと見ないようにしてきた、青くて、切ない、辛い若かりし思い出を描いてます。本まとめの他作品とは異なり、美術の技術をテーマにするのではなく、プロになる過程の、社会人になる過程の、そして大人になる過程を赤裸々に語っており、それは、専門が違えど誰しもが経る過程で共感を覚えます。

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本作品に関する東村アキコのインタビュー記事もありますので、読み終わった方はぜひこちらもご覧ください。

ほかにも

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などがあります

まとめ

美大受験は美術の道を目指さない人からすると、どんな世界なのか皆目見当がつかないのではないのかと思いますが、今回紹介したマンガを読めばきっとどんな苦難を乗り越えて、美大の合格を勝ち得るのかを垣間見れるのではないかと思います。

美大受験の深遠な世界を覗いてみてはいかがでしょう。